阪神新加入の渡辺諒 正二塁手奪取へ貪欲に守備向上 「また一から教わりながら」
日本ハムからトレードで新加入した阪神・渡辺諒内野手(27)は1日、二塁のレギュラー奪取へ、守備力の強化をテーマに掲げた。
「やっぱり守備をメインにして、セカンドとして争っていかないといけないので、そこをしっかりレベルアップしてやっていけたらなと思います」
19年には132試合で打率・262、11本塁打、58打点をマーク。チームが求める右打ち二塁手に、岡田新監督は「打撃はいいよな、やっぱりな」と高評価。一方、「守備はこれからやっていかなあかんと思う」と、札幌ドームの人工芝から甲子園の土のグラウンドに慣れることを課題に挙げていた。
渡辺諒も気合十分だ。甲子園での秋季練習では、指揮官から実演指導を交えて二遊間の連係プレーを徹底的にたたき込まれた。「それを継続していくことが大事。キャンプでまた一から教わりながら、やっていけたらいい」とどこまでも貪欲だ。
チーム合流から約1週間が経過したが、新天地の雰囲気に「まだ慣れてはないですね」と苦笑い。「これからフェニックス組とも会うので、もっともっと交流を深めていけたらいいと思います」。安芸キャンプから二遊間争いは激しさを増す。強打自慢の実力者が、汗と泥にまみれる。
関連ニュース





