阪神・島田 今CS初先発で奮闘 適時打含むマルチ&ダイビングキャッチ

 6回、中前に適時打を放つ島田
 3回、長岡の打球を好捕する島田(撮影・飯室逸平)
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 「セCSファイナルS・第1戦、ヤクルト7-1阪神」(12日、神宮球場)

 今CSで初めて巡ってきたスタメンでインパクトを残した。“小川キラー”の阪神・島田が「2番・右翼」で2安打1打点と躍動。「勝てなかったのがやっぱり悔しい」と本音を漏らしたが、勝利を目指し必死に戦った。

 チーム唯一の得点をたたき出した。5点を追う六回2死三塁。フルカウントから小川が8球目に投じた145キロ高め直球を捉えた。見逃せばボール球だったが「気持ちでなんとかしてやろうという」執念で中前への適時打としてみせた。

 初回1死でも右腕の145キロ直球を左前へと運び、チーム初安打を放った。今季の小川との対戦成績は5打数2安打で打率・400。短期決戦でも相性の良さを発揮した。「思い切って打てるボールはしっかり振っていこう」との意識を持ち、好結果につなげた。

 守備では三回2死で長岡の右中間への飛球をダイビングキャッチして球場を沸かせた。昨年11月6日のファーストS・巨人戦(甲子園)以来となるCSでの先発で、攻守で光を見せた。

 敗戦の悔しさはあるが、気持ちは切り替えている。「勝ちにつながるような活躍をしていきたい」。CSで求めるのは勝利の2文字だけ。与えられたチャンスに結果で応える。

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