阪神2軍がウエスタン連覇へ王手 平田2軍監督「楽しみにしててください」
「ウエスタン、阪神4-2ソフトバンク」(28日、甲子園球場)
阪神2軍はソフトバンクに逆転勝ちを収め、優勝マジックを「2」とした。
1点を追う六回1死一、二塁でロドリゲスが右前同点適時打。八回無死一塁では勝ち越しの左越え2ランを放ち、チームを勝利に導いた。
29日に鳴尾浜で行われる2位・ソフトバンクとの直接対決に勝利すれば、ウエスタン連覇が決まる。
平田2軍監督の一問一答は以下の通り。
-ロドリゲスが決めた。
「いやいやいやぁロドちゃんやっぱり、当然これからのCSも含めてだけど、こうやってアピールするのは来年のことも含めてやからね。その前のタイムリーといい、素晴らしい。勝負強さと長打力をちゃんと見せてくれたよな」
-最後まで気持ち切らさずに。
「気持ち切らさずにって、アルカンタラもみんなも見てみ?そんな選手いないでしょ。もし、そのように見えてしまったら我々が悪いってこと。そういうことでしょ?アルカンタラもまだ、CSも何が起こるかわからない。その時のために外国人だけじゃなくて、みんなもこの2試合非常に緊張感があって見応えがある。君たちもそう思うでしょ?」
-投手陣は。
「(先発した小川)一平はまだまだこんなもんじゃない。慎重に行きすぎた。球数を気にしていたかもしれないけど、1軍で投げてるピッチャーだもん。この前鳴尾浜でやられたので、今日は甲子園だし、まだまだ自分の力を発揮できていない。ちょっと慎重に行きすぎたのはバッテリーの藤田も含めてね。我々もプレッシャーをかけてるのでね。まだ5回2失点、1点ずつなのでね。でも、一平はまだまだこんなもんじゃないと思ってるのでね。本来の出来じゃない。でも岡留、岩田、尾仲、アルカンタラ、リリーフ陣は打たれたの1安打だけでしょ?今年、ピッチャーを含めた守りを重要視してますので、しっかりと抑えてくれたおかげでこういうチャンスが巡ってくるわね」
-明日勝てば2連覇、本拠地で決めたい。
「当然、そのために9月からは連覇するんだ、優勝するんだと。(井上)広大はヒットで出たり、チャンスで三振をしたりで課題が残って、いろんなところで力をつけるというのは、やっぱプレッシャーを与えないと。2軍で、こんなんでビビってストライク入らないとか、打てませんでしたっていうのは1軍ではそうはいかん。そういうところでは本当に9月からそういうプレッシャーをかけている中、選手たちはほとんどの試合、みんな見応えのある緊張感のあるゲームをやってくれている」
-平日でもこれだけのお客さんが入った。
「やっぱり甲子園でね、こうやってお客さん入っていただいて。この2試合甲子園で、こうやって使わせていただいて。昨日雨でコールドゲームになって、今日がどういうゲームかなと思ったけど、なんにも言うことない。高山もショートライナーで、あんな良い当たり久しぶり。真芯でしょ。そういうところでも最後にヒット打ったり、みんな本当に食らいついていってくれてるよ。伝わるやん」
-明日は森木が先発。
「こういうところで森木がどういうピッチングするか。ソフトバンクの打線もいいんで。1軍で今年経験したことをどうマウンドで出してくれるかというのは楽しみやな。楽しみにしててください」