阪神・青柳が6回1失点で13勝目の権利 村上は2打数無安打に封じる

 6回、村上を三振に斬り、雄叫びをあげる青柳(撮影・飯室逸平)
 ヤクルト打線相手に粘りの投球を見せる青柳(撮影・飯室逸平)
 4回、近本が二塁打を放ちベンチで手をたたく青柳(撮影・堀内翔)
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 「ヤクルト-阪神」(27日、神宮球場)

 阪神・青柳晃洋投手は6回6安打1失点でリーグ単独トップ13勝目の権利を持って降板した。白星を挙げれば8試合ぶりとなる。

 1点の援護をもらった初回は、安打と四球などで2死二、三塁といきなりピンチを招いたものの、5番・オスナを見逃し三振に。二回にも先頭から長岡、内山壮に連打を浴びるなど1死二、三塁と危機に陥ったが、後続は断って得点を与えなかった。

 三回は初めて三者凡退に抑えると、中盤はテンポ良くスコアボードにゼロを並べた。

 4-0の六回には先頭・宮本に左越えソロを被弾。2死からは安打と四球で2死一、二塁とピンチを背負ったが、7番・内山壮を三ゴロに仕留めて最少失点でしのいだ。

 強敵も抑えた。日本選手最多56本塁打に王手をかける村上とは3打席対戦し、1四球を与えたものの無安打に。第3打席にはフルカウントからの8球目、146キロ外角高め直球で空振り三振に斬り、場内からは大きな拍手が送られた。

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