「阪神－広島」（１３日、甲子園球場）

　阪神打線は、４番・大山悠輔内野手の適時打で１点を返した。

　２点を追う五回だ。１死走者なしから糸原がこの試合３安打目となる右前打でチャンスメーク。続く近本も２年連続シーズン通算１５０安打目となる中前打でつなぎ、一、二塁と好機を拡大した。

　絶好のチャンスで大山が打席へ。広島先発・九里が投じた２球目、外角寄りの変化球に反応。打球を中前に運び、その間に二走・糸原が生還。４番の一打で１点を返した。

　なおも１死一、二塁。一打同点の場面で打席にはここまで２安打を放っている原口だったが、２番手の左腕・森浦を前に左飛に倒れた。続く６番・佐藤輝は右飛。同点の機会を生かすことはできなかったが、中盤に１点差へと詰め寄った。