阪神・才木 6回無失点で4勝目の権利持って降板 自己最多タイ9Kの奪三振ショー

 力投する才木(撮影・飯室逸平)
 5回、菊池涼は空振り三振に倒れる(投手・才木、捕手・梅野)=撮影・山口登
3回、好守を見せた阪神・中野拓夢にポーズを送る=甲子園(撮影・山口登)
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 「阪神-広島」(1日、甲子園球場)

 阪神・才木浩人投手(23)が、6回3安打無失点の好投で4勝目の権利を持って降板した。

 五回までで毎回の今季自己最多で、プロ入り後自己最多タイの9奪三振をマーク。最速152キロの力ある直球に、鋭く落ちるフォークで、奪三振ショーを演じた。

 初回は1死から菊池に左前へポテンヒットを許し、その後2死二塁とピンチを招いたが、4番・西川を全球直球で3球三振に仕留めて上々の立ち上がり。三回には味方の失策と四球で2死一、二塁と危機を招いたが、134キロのフォークでまたも西川を空振り三振に斬った。

 三~五回までは今季初対戦の広島打線を無安打に。3-0と援護をもらった六回には先頭・秋山に中前打を浴びたが、続く西川を初球の外角低めフォークで一ゴロ併殺に打ち取りピンチの芽を摘むと、最後は坂倉を左飛に。六回の打席で代打・陽川を送られて6回92球で救援陣に後を託した。

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