阪神・藤浪が今季初勝利へ前進 5回を4安打無失点で5点リード

力投する藤浪(撮影・飯室逸平)
2回、中田(10)を一ゴロに斬る藤浪(撮影・飯室逸平)
力投する先発の藤浪(撮影・飯室逸平)
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 「巨人-阪神」(20日、東京ドーム)

 阪神の先発・藤浪が勝利投手の権利をつかみ、今季初勝利へ前進した。五回まで投げ終えて、4安打無失点、無死四球、3奪三振。巨人戦白星となれば、16年4月5日以来、2328日ぶりとなる。

 初回は1番・吉川を一ゴロに打ち取るなど三者凡退のスタート。1点の援護をもらった二回は大阪桐蔭の先輩・中田を一ゴロ打ち取った後、岡本和、ウィーラーの連打から2死一、三塁のピンチを背負ったが、8番・喜多を遊ゴロに抑えた。

 3-0の三回は代打・八百板を空振り三振に仕留めるなど、三者凡退。5-0とリードを広げた四回は先頭・丸に右翼線二塁打を浴びたが、中田、岡本和、ウィーラーを打ち取り、ピンチを脱した。五回も無死二塁のピンチを難なく抑えた。

 ここまで最速は156キロ。カットボール、スプリットを織り交ぜて圧倒している。

 藤浪は8月6日・広島戦(マツダ)から先発ローテに返り咲き、前回13日・中日戦(京セラ)は7回1失点、無四球、10奪三振と快投。最近2試合は0勝1敗も、防御率2・03と安定している。

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