阪神・藤浪 真価発揮で今度こそ“先発星”だ!コロナ禍で主力欠くも「自分の仕事を」

 キャッチボールする藤浪(撮影・山口登)
 キャッチボールする藤浪(撮影・山口登)
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 「阪神0-4中日」(12日、京セラドーム大阪)

 13日・中日戦(京セラ)に先発する阪神・藤浪晋太郎投手(28)が12日、今季初勝利を誓った。

 「もちろん勝ちたいですけどね、時の運というか。運任せというわけではないですけど、できるだけ自分が勝てる確率が高まる投球ができれば。まずは自分の仕事をしたい」

 21年4月16日・ヤクルト戦以来、477日ぶりの“先発星”がかかった前回6日・広島戦(マツダ)は6回1/3を2失点で勝ち投手の権利を持って降板。だが、チームが3点リードの九回にまさかの逆転サヨナラ負けを喫し、白星が消えた。

 試合後には「もう少し力みなく投げられたら良かった」と反省を口にしていた右腕。この日はリラックスした様子で、ショートダッシュなどで最終調整し、「しっかりコンディション整えて、準備してきました」と万全を期した。チームはコロナ禍により主力を欠き、打撃面で苦しい状況が続くが、「離脱者関係なく、それ(最少失点で抑える)は毎回(思っている)」と自身の役目に徹する。

 後輩たちの奮闘も力に変える。夏の甲子園に出場している母校・大阪桐蔭が10日に初戦を突破。「もちろん後輩たちが頑張ってくれるのはうれしいです」。次こそ勝利をつかむべく、真価を発揮する。

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