阪神の奇跡の逆転劇は果たしてあるのか きょう勝てば首位ヤクルトとのゲーム差は8に

 練習中、ノリノリの佐藤輝(撮影・北村雅宏)
 試合前、ウオーミングアップするガンケル(撮影・北村雅宏)
 誕生日を迎え、佐藤輝(右)とポーズをとる糸井(撮影・北村雅宏)
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 新型コロナの影響で、セ・リーグが怪しげな状況になってきた。首位を独走していたヤクルトに、7月8日から感染者が続出。山田、青木、中村、塩見らレギュラー陣をはじめ、投手陣では高梨、田口らリリーフ陣、そして高津監督も感染。28日には石川、奥川も陽性判定を受けるなど30人を超える感染者が短期間に出た。

 2位に10ゲーム以上のゲーム差をつけ、7月2日には優勝へのマジックナンバー53を点灯させたヤクルトだったが、主力の離脱、復帰後のコロナの影響もあり、7月8日から30日までの成績は13試合で3勝10敗と大失速した。

 その状況の中、一気に浮上したのが阪神だ。ヤクルトがコロナ禍に見舞われた7月8日以降は、14試合で11勝3敗。7月4日時点でヤクルトと17ゲームあった差が、30日の勝利で9にまで縮まった。

 阪神は31日の直接対決に勝てばゲーム差が8に縮まる。1990年以降、首位と最大10ゲーム以上から逆転優勝したチームで、7月終了時点のゲーム差を見ると

 1996年巨人 7月終了時点5差(最大11・5)

 1998年西武 7月終了時9差(最大10)

 2008年巨人 7月終了時9・5差(最大9・5)

 2011年中日 7月終了時9差(最大9)

 2016年日本ハム 7月終了時点3差(最大11・5)

 90年以降、7月終了時8ゲーム差以上で逆転した例は3度あるが、果たして阪神の逆転優勝はあるか。

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