阪神A・ロッド 入団会見でまさかの自虐ジョーク「ヒゲがないとブサイクなんだ…」
「阪神6-0ヤクルト」(29日、甲子園球場)
阪神は、救世主として期待のかかるアデルリン・ロドリゲス内野手(30)が四回に虎1号となるソロ弾を放つと、八回はダメ押しの適時打で勝利に貢献した。
◇ ◇
威圧感たっぷりの風ぼうとは裏腹に、普段のロドリゲスは物静かでマジメな印象だ。入団会見の入退出時はスペイン語であいさつ。試合前の練習にも熱心に取り込んでいる。
2020年以来2年ぶりの来日とあって、取材対応は慣れたものだ。数日前、きれいに整えられたトレードマークのヒゲについて聞くと「別に験担ぎとかではないよ。暑かったらそるし、そのままにしたりする」とニヤリ。続けて「ヒゲがないとブサイクなんだ…」とまさかの自虐ジョークを飛ばしてきた。
反応に困り、こちらが苦笑いで質問を続けると「否定したれよ!(笑)」と栗山通訳が連呼。慌てて「かっこいいですよ」と返したら、「ウソはいらないよ!」と今度は突っ込まれてしまった。報道陣の爆笑を誘ったドミニカンは満足げにクラブハウスへ。いつかヒゲをそった顔も見てみたい。(デイリースポーツ阪神担当・杉原史恭)