阪神・才木 万全リハ 猛暑も2回3Kで24イニング連続0封! 7・3昇格先発へ

 「ウエスタン、ソフトバンク5-4阪神」(28日、タマホームスタジアム筑後)

 準備は万端だ。7月3日・中日戦(バンテリン)に先発する見込みの阪神・才木浩人投手が2回1安打無失点。これで5月19日・中日戦(ナゴヤ)の五回から24イニング連続無失点と、1軍復帰へ弾みをつける上々の結果を示した。

 「登板間隔が空いていたので、変化球を確かめたくて多めに投げたんですけど、問題なく行けそうだった。2回でしたけど試したいことはできたかなと」

 初回は1死から高田に中前打を浴びたものの、続くガルビスをこの日最速148キロ直球で遊ゴロ併殺に仕留めた。0-0の二回は4番・黒瀬、5番・笹川を連続三振に。続く元同僚の中谷には四球を与えたが、リチャードを空振り三振に斬った。奪った3三振は全てフォーク。「しっかり落ちていたし良かった」と手応えを得た。

 20年11月に受けたトミー・ジョン手術から支配下へ復帰した今季は、11試合に登板して4勝2敗、ウエスタントップの防御率1・46。結果を残していた中、チャンスが巡ってきた。「ケガの期間が長かったので、いろいろ思うところはあります。しっかり腕を振って投げているところをお世話になった人たちに見てもらえたら、それだけでも1軍で投げられる価値はあると思う」。才木らしさ全開で、恩返しの投球を届ける。

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