阪神・佐藤輝 球団41年ぶりの快挙なるか 岡田彰布に並ぶ2年連続2桁HRに王手

試合前にバットを振る阪神・佐藤輝=神宮球場(撮影・堀内翔)
試合前に守備練習をする佐藤輝(撮影・堀内翔)
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 「ヤクルト-阪神」(17日、神宮球場)

 阪神の佐藤輝明内野手が、重い歴史の扉を開こうとしている。今季、すでに9本塁打をマークしており、阪神の生え抜き選手でルーキーイヤーから2年連続2桁本塁打となれば、1980~81年の岡田彰布以来、41年ぶりの快挙となる。

 プロ野球界には“2年目のジンクス”という言葉が存在しているように、ルーキーイヤーから2年連続で結果を残すのは難しいとされている。さらに阪神では本塁打が出にくい甲子園球場を本拠地としており、これまで2年連続2桁本塁打に届くことはなかった。

 さらに1992年のラッキーゾーン撤去後では、佐藤輝が達成すれば初となる。2年目の大砲はここまで打率・288、9本塁打、22打点をマーク。なかなか調子が上がってこない打線の中、欠かせない1人としてチームをけん引している。

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