阪神・ウィルカーソン 制球に苦しみながら5回2失点、佐藤輝の同点打で負け消える

 矢野監督(左)は、5回を投げ終えたウィルカーソンに声をかける(撮影・山口登)
 2回、ウィルカーソンは大城に先制適時打を許す(撮影・山口登)
 2回、大城に左前に適時打を浴びたウィルカーソン(撮影・佐々木彰尚)
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 「巨人-阪神」(30日、東京ドーム)

 阪神の先発、アーロン・ウィルカーソン投手(32)が5回5安打2失点でマウンドを降りた。序盤から球数がかさんで、計105球を投じる形となった。

 初回は無死一、二塁のピンチを脱出したウィルカーソンだが、二回の失点が悔やまれる。先頭の丸を四球、続く香月に右前打を打たれ、初回同様無死一、二塁のピンチを招く。

 大城の打席でエンドランを仕掛けられ、右寄りにいた遊撃・中野の左を抜ける左前適時打で先制点を献上した。

 1点ビハインドとなり、なおも無死一、三塁の状況で相手先発・シューメーカーにスクイズを決められ、あっさり2点目を奪われた。制球が乱れる苦しい投球が続いたが、三回以降はなんとか立て直し、追加点は与えなかった。

 巨人戦2連勝を狙ったウィルカーソンだが、今回は達成ならず。1点を追う六回先頭の打席で代打・高山が送られ、交代となった。ただ、この回に佐藤輝の左前適時打が飛び出し、負け投手の権利はなくなった。

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