開幕6連敗中の阪神 あぁ~守乱から2失点 遊撃・中野は“懲罰交代”

 3回、吉川の打球を失策する中野(撮影・田中太一)
2回、痛そうな表情を見せる中野(撮影・堀内翔)
3回、丸に適時打を打たれた藤浪。手前は生還する岡本和(撮影・堀内翔)
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 「巨人-阪神」(1日、東京ドーム)

 阪神が3点ビハインドの三回、守乱から2点の追加点を許した。

 この回、先頭の吉川の打球が、ショートへのボテボテのゴロになった。打者の俊足を警戒しすぎたか、遊撃・中野がこの打球をファンブル。無死から出塁を許した。

 続く坂本、ポランコを抑えたが、4番の岡本和に左前打を浴びると、中田にストレートの四球を許して2死満塁。ここで丸に2点適時打を浴びた。

 開幕から6連敗中の阪神は、先発の藤浪が初回、坂本、ポランコに2者連続アーチを浴びた。さらに二回には大城にも左翼越えソロを許し、1試合3被弾はプロ初の屈辱となった。

 阪神は3回までに5点のリードを許す厳しい展開。中野はバットでも、初回の空振り三振に続き、四回は1死一塁で見逃し三振。続く守備から交代を告げられ、小幡が遊撃の位置に就いた。

 阪神は現在、開幕から6連敗中。すでに球団のワースト記録を更新しているが、1979年にヤクルトが記録したセ・ワースト記録の開幕8連敗が目前に迫っている。

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