阪神・伊藤将“ブルペン皆勤”目指す 1年目は中盤に疲れ、ひげ断で誓ったリベンジ
出発前に体を動かしておきたかった。阪神の伊藤将司投手(25)が28日、沖縄入りを前に選手でただ一人、鳴尾浜のグラウンドに姿を見せ、キャッチボールやランニングで汗を流した。
「(沖縄自主トレから帰阪後に)ちょっと休んだので、移動日も練習をしておこうかなという感じです」と話す、その見た目にも変化が…。「切り替える意味で昨日そりました」。今オフに伸ばしていた口ひげ、顎ひげをきれいにそって“キャンプ仕様”に仕上げていた。
汗を流したのは、先乗り合同自主トレ初日となる29日に早速ブルペン入りする意思があるからだ。今キャンプでは「球数というよりかは基本、毎日入れるようにしていきたいなとは思っています」と“ブルペン皆勤”を目指す。
新人として初参加した昨年のキャンプでは、疲れが出て中盤に練習ペースを落とさざる得ない期間があった。1月に沖縄で行った坂本、オリックス・能見との合同自主トレで準備は整っている。能見直伝のフォークを習得するためにもブルペンで投げ込み、1年前は届かなかった1000球の大台突破を目指す。
球団では日本一となった1985年の池田親興以来となる、入団2年目での開幕投手を目指す左腕。「そこに合わせて準備している感じです」と、2月3、5日に予定されるシート打撃や紅白戦での登板からアピールを続けていく。
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