阪神宜野座C第1クールから紅白戦案 矢野監督「もうふるいに」若虎の競争に期待

 阪神・矢野燿大監督(53)が23日、来春の1軍宜野座キャンプの第1クールから紅白戦を行う方針であることを明かした。今年は球団史上最速となる2月4日に実施。1軍キャンプはドラフト2位・鈴木勇斗投手(創価大)ら多くのルーキーも参加予定。指揮官は競争をあおり、若手にアピールを求めた。

 来春も宜野座キャンプでは序盤から激しい火花が散りそうだ。矢野監督が2年連続で第1クールに紅白戦を行うプランを披露。競争のゴングを鳴らし、若虎たちへアピールを求めた。

 「今のキャンプってオレらの時代と違ってるし、練習試合やオープン戦も早いんでね。そこからもうふるいにかけるところがある」

 今年2月4日の紅白戦(宜野座)では馬場と西純が“開幕投手”を務め、ルーキーの佐藤輝が「1番・左翼」でスタメン出場した。指揮官は「(投手で)実績があって、ある程度投げられる人は調整という部分もある」とした上で、「そこ(1軍)を争うところにいる選手たちっていうのは今のタイガースは多いんでね」と伸び盛りの若手によるアピール合戦を期待した。

 すでに大卒のドラフト2位・鈴木(創価大)、同3位・桐敷(新潟医療大)、同5位・岡留(亜大)の1軍キャンプ参加は内定。さらに指揮官が1軍抜てきを示唆している同4位・前川(智弁学園)のデビュー戦となる可能性もある。

 「ルーキーを含めて早い段階でいったん今の力を探るというか、競争してもらうところでは実戦も早くなる」と指揮官。早期実戦によって今年のキャンプも実戦漬けとなる見込み。2月上旬から1軍生き残りをかけたサバイバルが始まる。

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