今季終了した阪神・佐藤輝がプロ1年目を振り返り「まだまだ全ての面で足りない」

巨人に敗れ、ファンに深々と一礼する佐藤輝(中央)=撮影・高部洋祐
2回、佐藤輝は左中間に先制適時二塁打を放つ(投手・高橋、捕手・大城)=撮影・山口登
2回、先制となる適時二塁打を放ち、ベンチに向かって拳を握る佐藤輝(撮影・北村雅宏)
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 「セCSファーストS・第2戦、阪神2-4巨人」(7日、甲子園球場)

 「8番・右翼」でCS初スタメン出場を果たし、先制打をマークした阪神・佐藤輝明内野手(22)だったが、CS敗退に笑顔は無かった。

 「負けてしまったので、本当にただただ悔しいという気持ちです」

 二回1死から梅野が中越え二塁打で出塁。このチャンスをモノにしたい状況でプロ入り初めて8番で起用された佐藤輝が入った。フルカウントから左腕・高橋の直球をガツン。左方向に伸びていく打球は左中間を破る長打となり、二走・梅野が悠々と本塁に生還。二塁塁上で佐藤輝も右手でガッツポーズを披露した。

 先制二塁打には「自分のスイングを信じてバットを振りました」と振り返っていた佐藤輝。今季最多の2万1492人のムードを最高潮にさせた一撃でもあったが「ファンの方々の熱も感じましたし、力になりましたが、みなさんの目の前で勝つことができなかったことが悔しいです」と唇を噛んだ。

 チームの戦いはここで終戦したが、すでに佐藤輝は前を向いている。「まだまだ全ての面で足りない。もっと上のレベルを目指していけるようにしっかり練習していきます」とさらなるレベルアップを誓った。

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