阪神・大山 “ツイスト打法”成果弾「いいバッティングできた」
「エキシビションマッチ、阪神6-4ロッテ」(27日、甲子園球場)
佐藤輝に負けじと阪神の4番・大山が一発を放った。六回、横山の外角高めの146キロ直球を捉えた打球はバックスクリーン右へと飛び込む127メートル弾。「速い真っすぐを一発で仕留めることができて良かった。センター方向にいいバッティングができたと思います」と笑みがこぼれた。
前半戦は不振に終わり、このところの練習では矢野監督が連日、直接指導。打撃時に腰を残しながらバットを走らせるイメージの“ツイスト打法”に取り組んできた。
エキシビションマッチ初戦で、いきなり練習の成果を発揮。「本当にいい角度の付いた、しっかりした打球やった。これがいい方向にいってくれたらなという兆しの見えるような、いいホームランやったと思う」と指揮官も主砲の“一発回答”に目を細めた。