阪神・矢野監督「うちの野球」で首位攻防戦先勝「あした、あさってどっちも取る」

 3回、糸原のタイムリーを喜ぶ矢野監督ら(撮影・飯室逸平)
 5回、生還した中野を迎える矢野監督(撮影・田中太一)
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 「阪神4-1巨人」(9日、甲子園球場)

 首位攻防戦となった伝統の一戦。阪神は降雨コールドで連勝を決め、2位・巨人とのゲーム差を3・5に広げた。3点リードの七回、秋山が連打で無死二、三塁とピンチを迎えた場面で試合途中から降っていた雨脚が強まり、19時47分に試合が中断。雨は弱まったがグラウンドコンディションも不良となり降雨コールドとなった。

 矢野監督は「初戦は天を味方にしてくれたりで、取れてこういう形をつくれましたのでね。なんとかねあした、あさってどっちも取るつもりで、全員でタイガースらしい野球をやり切ります」と話した。

 巨人先発戸郷に対し、三回、ウィーラー、坂本の連続失策で無死一、三塁の好機をつかんだ。1死後に近本の二ゴロの間に先制。なお2死二塁で糸原の右前適時打で加点した。

 「こういう野球がうちの野球なんで。本当に全員でつなぎとか、粘りとかそういうのをやってくれた結果かなと思います」とうなずく指揮官。糸原の一打にも「うん、それが大きかった」と振り返った。

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