阪神・佐藤輝が3三振 ベテラン和田に全くタイミングが合わず
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「阪神-ソフトバンク」(6日、甲子園球場)
「6番・右翼」で先発出場した阪神ドラフト1位・佐藤輝明内野手(22)=近大=がソフトバンク・和田にリベンジすることができず。3打席勝負し、全て空振り三振に仕留められてしまった。
最初の打席は3点を追う二回1死一塁。執拗(しつよう)に外角を攻められ、最後は外に逃げていくスライダーにバットが空を切った。4点を追う四回は1死一、二塁のチャンスで回ってきたが、今度は決め球にチェンジアップを投じられ、なすすべはなかった。
5点を追う展開となった七回先頭。1本打って意地を見せたいところだったが、3球三振。前打席同様にチェンジアップで空振り三振に。悔しげな表情を見せ、ベンチへと戻っていった。
3月7日のオープン戦(ペイペイドーム)で対戦した時は、3打席無安打2三振に倒れ、和田相手に歯が立たなかった。その時には「やっぱり球にキレがあって、直球や変化球の質もすごく良かった。いつか(もう一度)当たることがあれば頑張ります」と返り討ちを狙っていたが、ベテランの投球術には今回もしてやられた形だ。
オープン戦を含め、和田には6打席無安打5三振と完全に抑え込まれている。