阪神・陽川 V2ラン 不敗神話や“ゴリラポーズ”で19年から10連勝

 4回、勝ち越し2ランを放った陽川は“ゴリラポーズ”を決めながら喜ぶ。左は一走・サンズ(撮影・田中太一)
 4回、右越えに勝ち越しの2号2ランを放つ(撮影・佐藤厚)
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 「巨人5-6阪神」(16日、東京ドーム)

 阪神・陽川が値千金の“ゴリラ弾”を放ち、逆転勝利へ導いた。2-2の四回無死一塁。平内の外寄り直球を振り抜き、右翼席最前列に突き刺した。3月27日・ヤクルト戦以来、出場29試合ぶりとなる決勝の2号2ランだ。

 「積極的に打ちにいった中でしっかりと捉えることができました」。ダイヤモンドを一周して三塁ベンチに戻ると、一塁走者だったサンズと“ゴリラポーズ”を共演。「センター返しを心掛けてやったのが良かったと思います」と胸を張った。

 この試合は外国人選手の出場枠もあり、来日初打席から20打席連続無安打のロハスがベンチから外れた。大不振の新助っ人に代わり、10試合ぶりに「6番・右翼」で先発出場。「ここ最近、チャンスで代打で出ても全く内容のない打席ばっかりだったので、積極的にどんどん振っていこうと思っていました」と燃える思いを一振りに込めた。

 矢野監督も「替わった陽川がああいうふうに打ってくれるとチーム全体が盛り上がりますね」と賛辞を惜しまない。背番号55がアーチを描けば、2019年9月29日・中日戦から10連勝だ。不敗神話を紡ぐ大砲は「どんどん結果を出していくしかないので、それだけを意識してこれからもやっていきたいです」と表情を引き締めた。

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