阪神・大山 悪送球のちタイムリー 最後に4番の仕事果たす

 5回、大山が三塁へ悪送球し勝ち越しを許す(撮影・西岡正)
 9回、適時三塁打を放ち三塁へ滑り込む大山(撮影・飯室逸平)
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 「ヤクルト5-11阪神」(4日、神宮球場)

 “帳消し”とまでは言えない。中盤まで2度の好機で凡退。守備では失点に直結する悪送球。それでも阪神・大山が、最後に4番の仕事を果たすタイムリーだ。

 黙ったまま終われない。2点リードで迎えた九回1死二塁から、右中間へ適時三塁打を浴びせた。三回無死一、三塁から空振り三振。五回2死二塁から捕邪飛に倒れていた。五回1死二塁の守備では中村のゴロを捕球後、三塁へ悪送球。その間、二走・田口の生還を許しただけに、最後は意地を見せたかった。

 2日の広島戦を欠場。“休養”を経ての一戦で4番が見せた一打に「あそこで一本出るのは(5日に向け)全然違う」と矢野監督。次戦は攻守で猛虎をけん引する。

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