阪神・ロハスが公式戦初本塁打 2軍広島戦で田中法から弾丸ライナー
「ウエスタン、広島-阪神」(1日、由宇球場)
阪神のメル・ロハス・ジュニア外野手が今季1号2ランを放った。公式戦では初のアーチ、さらに左打席でも初めての一発だ。
2点リードの三回1死一塁。右腕・田中法に対して左打席に入る。目の前で適時打を放った小幡に続いた。外角低めの直球を見逃した後の、2球目だった。初球よりも高めに入る速球を捉えると、打球は鋭いライナーで中堅へ。ぐんぐん伸びて、フェンスを越えた。
ベンチからは「メル~」と祝福の声が飛ぶ。ロハスは悠然とダイヤモンドを一周した。本塁打は4月24日の練習試合・Honda鈴鹿戦(鳴尾浜)以来、2本目。徐々に状態が上がってきている。
初回の第1打席にも二塁打を放っていて、この日はここまで2打数2安打2打点。4月30日・広島戦(由宇)は無安打に終わっていたが、一夜明けて大暴れしている。
なお、この日は来日後初めてフル出場する予定だ。