阪神ドラ1佐藤輝 連続試合安打「5」でストップ 二回判定覆らず悔しさあらわ

 9回、空振り三振に倒れる佐藤輝
 9回、三振に倒れた佐藤輝。無安打に終わる
 2回、全力疾走もアウトの判定に天を仰ぐ佐藤輝
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 「中日6-1阪神」(28日、バンテリンドーム)

 前夜に大野雄から放ったような豪快なアーチは描かれなかった。阪神ドラフト1位の佐藤輝が3打数無安打、1四球に終わり、連続試合安打は「5」でストップした。

 0-0の二回1死二塁、三遊間へ強いゴロを放ったが、遊撃・京田がバックハンドで捕球し一塁へ好スロー。背番号8も全力で駆け抜けたが、間一髪でアウトとなった。矢野監督がリクエストを要求したものの、ジャッジは覆らず。安打を阻まれ、悔しさをあらわにした。

 試合前の円陣では声出し役を担い「昨日(井上)ヘッドに言われました。ヘッドに『やる気と笑顔と貯金は多い方がいいから』と。昨日負けましたが、今日と明日勝てば貯金を作ることができます。しっかりと今日、相手を倒して貯金を作れるようにやっていきましょう」。

 こうチームに訴えたが、勝利にはつながらなかった。ドラフト制後の新人では史上最多となる4月末までの8本塁打へ-。記録更新への挑戦は残り2試合。連敗脱出に導く豪弾で決めてみせる。

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