球団史上初の開幕5戦5勝へ 阪神・ガンケル六回途中3失点 勝利投手の権利手に降板

4回、同点に追いつかれ、素手でボールを受けとる阪神ジョー・ガンケル=甲子園(撮影・飯室逸平)
5回、中越えに二塁打を放つ阪神ジョー・ガンケル=甲子園(撮影・山口登)
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 「阪神-DeNA」(25日、甲子園球場)

 開幕5戦5勝を狙う阪神のジョー・ガンケル投手(29)が5回2/3を投げ6安打3失点と先発投手としての役目を果たした。外国人投手の開幕5戦5勝となれば、球団史上初で他球団を含めると09年・ゴンザレス(巨人)以来となる記録だが、勝利投手の権利を持って六回途中に岩貞にバトンタッチした。

 初回から三回までは完全投球でDeNA打線を圧倒していたガンケル。ただ、2点リードの四回に先頭・乙坂に左前打で出塁されてから少しずつリズムを崩していく。

 続く倉本は打ち取った当たりだったが、高く跳ね上がりこれが一塁内野安打となった。無死一、二塁で打席にはオースティン。初球を引っぱたかれ左前適時打とされてしまった。さらに続く佐野にも右前適時打を打たれ、この4連打で同点とされてしまった。それでも後続を断ち、勝ち越しは許さなかった。

 しかし、五回にまたピンチを迎えた。2死一、二塁で相対したのは前打席に右前適時打を浴びた佐野。カウント1ボールからのツーシームを右前にはじき返され、勝ち越しを許してしまった。

 1点ビハインドの五回裏の攻撃で先頭打者で打席を迎えたガンケルはバットで魅せた。阪口の直球を捉え、中越えの二塁打で出塁。続く近本の二ゴロで三塁に進んだ。そして糸原の打席で阪口が3球目に暴投。これを見た三走・ガンケルは本塁に突入し、同点のホームを踏んだ。この回チームは逆転に成功。再び、流れが阪神に傾いた。

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