阪神 V方程式パーフェク投!岩崎2ホールド&スアレス初星

 岩崎(左)とスアレス
 9回、中日・木下拓哉の放ったゴロの処理にマウンドを駆け下りるスアレス
 8回途中から登板し、無失点に抑えた岩崎は笑顔を見せる
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 「阪神1-0中日」(3日、京セラドーム大阪)

 阪神は2人のパーフェクトリリーフが劇的な勝利を呼び込んだ。岩崎からスアレスにつなぐ勝利の方程式は今季も健在。一切、相手を寄せ付けず、仕事を全う。岩崎は今季2ホールド目、スアレスは今季初勝利を手にした。

 八回1死一塁で青柳が降板。ここで岩崎の出番が来た。イニング途中からだったが、いつもと何一つ変わらぬ表情でマウンドへ。いきなり昨季までの同僚・福留との対戦を迎えるも、カウント1-2から外角スライダーで空振り三振。続く阿部も右飛に仕留めた。

 前夜は1日・広島戦(マツダ)で31球を投じたことを考慮され、登板せず。ただ、この日は当然のように八回を任された。矢野監督も「ホッとしています」と一安心。不安を完全に払しょくした。

 両軍無得点で迎えた九回。もちろん守護神・スアレスが腕をまくる。2つのゴロで簡単に2死とすると、最後は代打・井領をこの日、最速159キロ直球で見逃し三振。「スアちゃんにバトンを渡すのが僕らの役割」と全幅の信頼を置く指揮官の起用に応えた。

 「自分自身にも勝利がついて良かった」と助っ人右腕。「いつも(チームが)一体になってるなというのは感じてる」とうなずいた。2人の好投が導いた、山本の一打とチームの勝利。延長戦のない今季、2人の活躍がチームを左右する。

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