阪神・井上 Wの誓い!4番完走&ウエスタン史上初の高卒新人10発へ

 阪神・井上広大外野手(19)が12日、ウエスタン・リーグ残り試合での4番出場と高卒新人リーグ初の10本塁打へ意欲を示した。チーム68試合中、井上が出場した60試合は全てスタメン4番。将来を見据え、起用を続けてくれた首脳陣への感謝を胸に、最後まで戦い続ける。

 「結果が出なくても、ずっと4番で試合に出していただいていた。何としても自分が最後まで4番で試合に出続けて、と思います」

 ファームではあるが、阪神の4番打者に固定され「初めは少々の重圧というか、ファンの方の期待も大きいと感じることはありました」と本音を吐露する。それでも、重圧に押しつぶされることなく、戦い続けた結果が今につながっている。

 現在8本塁打はリーグトップで32打点は同タイ。2冠を獲る可能性は高い。阪神の高卒新人では02年・桜井の9本塁打が最高だが、高卒新人で10本塁打となれば、ウエスタン・リーグ全体で見ても初の快挙となる。

 「(平田2軍)監督からは20本は最低と言われているので。(記録を)難しく考え過ぎると受け身になるので、シンプルに打席に立つことが一番と思います」。自然体を貫きながら、偉業に挑戦していく構えだ。

 この日は鳴尾浜で休日返上で自主練習。ウエートトレやマシン打撃を行い、13日以降の試合に向けて調整した。「そのチャンスで一本打てるように。良い結果につなげられるように明日から試合に臨みたいと思います」と気合は十分だ。残り15試合、球史にその名を刻めるか。井上のバットから目が離せない。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス