阪神・糸原「野球で返す」2軍合流 コロナ騒動謝罪…主将が信頼回復誓った!

 新型コロナウイルスに感染していた阪神の糸原健斗内野手(27)、岩貞祐太投手(29)、馬場皐輔投手(25)、浜地真澄投手(22)の4人が9日、甲子園室内で行われた2軍残留練習に合流した。主将は多くの人に迷惑を掛けたことを反省。「本当に野球で返すしかないと思う」と全力プレーで信頼を取り返すことを誓った。

 ようやくチームに合流することが許された。甲子園室内で行われた2軍残留練習に参加した糸原。練習を終えると開口一番、「チームと球団をはじめ、たくさんの人に迷惑をかけて、大変申し訳なかったという気持ちです」と謝罪した。

 シーズン真っただ中。主将としてチームをけん引しなければならない立場だったが、思わぬ形でチームを離れた。原因の一端とされる名古屋遠征中の9月19日、福留らと球団規定の人数を超える8人で外食。同25日に新型コロナウイルスのPCR検査で陽性と判定された。

 1、2軍計20人を入れ替えるなど、主力を含む多くの選手が離脱する苦しい状況に陥った。しかも、糸原は7月下旬に右手有鉤(ゆうこう)骨を骨折し、9月4日に1軍に復帰ばかりだった。信頼回復へ「本当に野球で返すしかないと思うんで、しっかり結果を出せるように一日でも早く貢献できるように頑張りたいです」と力を込めた。

 矢野監督は「コロナになったり、濃厚接触者となって野球ができなかった時間にいろんなことを考えたりね、あったと思うんで。健斗が言うように、オレらは野球でしか返せないと思うんで。そこでそういう姿が見たいなと思っています」と思いを体現することに期待した。

 この日は、フリー打撃やインターバル走などで汗を流した。隔離期間は部屋でバットを振ったり、できる範囲のことに取り組んでいたという。「ずっと動いていなかったので。今日初めてなので、徐々に体を慣らしていって。ケガだけしないように。そこだけ気をつけてやっていきたい」と糸原。再び戦力となるために、早急に万全の準備を整える。

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