阪神が痛恨の連敗 中田の序盤KO響く 攻撃も連日の拙攻
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「中日4-2阪神」(20日、ナゴヤドーム)
阪神が接戦を制することができず、連敗を喫した。先発の中田は移籍後最短降板となる2回4安打3失点で降板。打線も長坂の今季1号2ランで一時は1点差に詰め寄ったが、巻き返すことができなかった。
3点を追う三回、無死一塁から代打・長坂が中日先発・松葉の141キロを左翼席最前列に運んだ。2年連続シーズン初打席本塁打となる1号2ラン。1点差に詰め寄った。
だが、この回以降は拙攻が続いた。1点を追う六回、先頭の1番近本が2番手松葉から中前打。続く2番陽川は初球からバントを試みたが、転がせず捕邪飛となった。後続も続かず、無得点に終わった。
さらに2点を追う七回は、ボーア、坂本が連続四球を選び、無死一、二塁。ここでベンチは連続代打で勝負に出た。だが木浪の代打中谷は空振り三振、続く代打原口も二ゴロに倒れ、続く1番近本は一邪飛に終わった。
先発の中田は二回に中日打線につかまり、3失点。先発としての役割を果たせず、移籍後初勝利はまたしてもつかむことができなかった。