阪神・近本7戦ぶりマルチ安打 1打席目打率・305!先頭打者の仕事きっちり

 「DeNA6ー1阪神」(9日、横浜スタジアム)

 先制パンチを食らわすも、勝てなければ意味がない。ただ好感触を覚えたのも確か。阪神・近本が敗戦の中で気を吐く2安打。リードオフマンとして仕事は果たした。

 まずは初回。先頭打者として、チャンスメークした。カウント1-1から真ん中付近に甘く入ったカットボールを強振。ファーストスイングで仕留めた打球は、左中間を破る二塁打となり2戦連続の先制点につながった。

 4打席目は粘っての快音だ。八回2死走者なしの場面。2番手左腕・石田がフルカウントから投じた7球目、外角低めの直球に反応した。鋭い打球は遊撃・倉本が伸ばしたグラブの先をかすめて中前へ。1日・ヤクルト戦(甲子園)以来、7試合ぶりのマルチ安打を記録した。

 前日8日のDeNA戦でも、初回に中前打を放ち出塁。「シンプルにファーストストライクをしっかり振っていこうと思って打席に入った」と積極的な姿勢を心がけている。今季、1打席目の成績は59打数18安打で打率・305。切り込み隊長として与えられた役割を全うする。

 この日、試合を決めた相手の4番・佐野は同学年。ハマの主砲に負けじと、さらに調子を上げ、猛虎打線をけん引する。

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