阪神・高橋遥人が今季初登板で快投!7回無失点、自己最多11奪三振
「阪神-巨人」(6日、甲子園球場)
今季初先発に挑む高橋遥人投手が、7回まで3安打無失点と快投。自己最多を更新する11奪三振で4点のリードを持って降板し、今季初登板初先発で勝利投手の権利を手にした。
試合は4点の援護点をもらった五回、1死から大城に、この日初安打となる二塁内野安打で出塁を許す。悪送球も重なって二塁に進塁させると、続く中島には二遊間を破られて一、三塁のピンチを背負った。それでも続く若林を空振り三振に斬り、自己最多タイに並ぶ10三振。さらに続く代打・陽を空振り三振に斬る、早くも自己最多を更新した。
高橋は初回、亜大時代の同級生・北村を空振り三振に斬ると、2死から丸をカットボールで空振り三振に。さらに二回には、岡本も空振り三振に斬った。
最速150キロの直球を軸に、ツーシーム、カットボール、チェンジアップと、幅を広げた投球術で的を絞らせない。二回の大城から、三回は中島、若林、メルセデス、四回の北村まで5者連続三振に斬った。
七回、1死一塁では、大城の一、二塁間の打球を、二塁・植田が好守でアウトに。この回も無失点で切り抜け、続く攻撃で代打を送られた。このまま勝利すれば、昨年8月23日のヤクルト戦以来、349日ぶりの勝利を手にする。
チームは現在、首位巨人に連敗中。同一カード3連戦3連敗を阻止すべく、将来のエース候補がマウンドで躍動しした。