阪神・岩貞、5回1失点の好投も…悔やまれる梶谷の初球先頭打者弾

汗とロジンを飛ばして力投する岩貞
力投する阪神・岩貞
1回、一ゴロに倒れ、ベンチに戻る糸井(右は先発・岩貞)
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 「阪神-DeNA」(2日、甲子園球場)

 先発した阪神・岩貞祐太投手が5回5安打1失点と力投した。最少失点にまとめただけに、初回に浴びた先頭打者弾が悔やまれる所だ。

 初球だった。梶谷に初球142キロの直球を左中間席に運ばれ、いきなり先制点を許してしまった。ただ、ここから岩貞は崩れることはなく、降板するまでスコアボードに「0」を刻み続けた。

 岩貞の最終イニングとなった五回はなんとか粘った。1死一、二塁とピンチを招き打席にはソトが入った。ど真ん中の直球を捉えられたが、左翼手・サンズが好捕し、2死を奪い、最後は4番・佐野を中飛に打ちとった。

 前回、前々回で先発した中日戦では4回3失点と先発の役目を果たせずに降板した左腕だったが、今回は5回を投げきった形だ。3四球など制球に苦しむ場面もあったが、粘りを見せた82球だった。

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