阪神・ボーア お目覚め6号ソロ 16打席ぶりH、出場7試合ぶりの一発

 6回、左越えにソロを放つボーア
2枚

 「中日3-9阪神」(26日、ナゴヤドーム)

 突然の“お目覚め”だ。やはりこの男にはアーチが似合う。阪神・ボーアが六回に自身出場7試合ぶりとなる6号ソロ弾。1点差に迫り、チームを勢いづけた。

 ゲームの流れは中盤まで明らかに中日にあった。ボーアの一発が飛び出した六回もビシエドの美技で2死に。その好プレーでナゴヤドームが沸いた直後の打席だった。

 梅津の2球目、高めの直球を逆方向にはじき返す。切れるかと思われた打球は、左ポール上部に直撃。そのパワーにマウンド上の梅津は思わず天を仰ぎ、顔をゆがめた。

 右臀部(でんぶ)の張りで19日の中日戦(甲子園)から3試合に欠場し、23日に復帰後の11打席は音なしだった。「本当に打てて良かったよ。ちょっと調子を崩していたのでね」。この日は控えめなファイアボールポーズだったのも、安堵(あんど)の気持ちが大きかったからだろう。

 矢野監督は「1本出れば本人も気分が違うと思う」とうなずき、「さらに上がってきそうか?」の問いには「上がってもらわなきゃ困る」と期待した。

 開幕後も不振に陥ったが、そこを抜ければ一気に打ちだした。「明日はお休み。気持ちをリフレッシュして、しっかり寝て、次の試合に備えたい」とボーア。この一発で再び息を吹き返してくれそうだ。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス