阪神・矢野監督「ファンともっと!」プロジェクト 双方向ファンサービス虎がやる!
阪神が15日、「ファンともっと!」プロジェクトの実施を発表した。無観客で開幕する異例のシーズンを前に、矢野燿大監督(51)やコーチ、選手らが発案したファンサービス企画。指揮官は「一緒に盛り上がろう」と話し、双方向性型の新たな試みが展開される。公式戦が開幕する19日に特設サイトを開設予定。15年ぶりのリーグ優勝に向け、ファンと共に闘う覚悟を示した。
無観客で始まる異例のシーズンが、間もなく幕を開けようとしている。新型コロナウイルス禍の現状、当面は制限下での戦いが続く。阪神では自粛期間中のおうち時間で、矢野監督、コーチ、選手らがビデオ会議システムを利用。新たなファンサービスの形を議論した。
中には監督、選手らのプロデュースに加え、広くアイデアを募集するコーナーも設けた。矢野監督が意図を明かす。「一緒に戦っていければ、お互いにとっていいかなと思う。率直な意見を聞かせてもらえたら」。これまでにない新たな形のファンサービスになる。
第1弾として発表された企画は5項目。
【1、タイガース史上“最”接近応援!】(※ファンクラブ会員限定)
甲子園球場の一塁ベンチに、ファンから募集した応援メッセージや似顔絵を飾る。
【2、うれしさ“もっと!”直筆サインプレゼント!】
ホームランを打った選手の直筆サインボールをプレゼント(※ファンクラブ会員限定)。また、ホームゲームのヒーロー選手を予想し、的中した中から抽選で、直筆サインがプレゼントされる。(※公式モバイルサイト会員限定)
【3、「♯虎エール」を付けてあなたの歓声を“もっと!”届けーる!】
ホームゲームのイニング間に、ビジョンで表示するメッセージや応援写真を募集する。
【4、ファンの皆さまからのアイデアも募集します!】
アイデアを募集し、「ファンプロデュースデー」の実施を検討。
【5、選手からのメッセージを掲出】
ファンや、新型コロナウイルスの最前線で闘う医療従事者の方々に感謝の気持ちを形にするため、右翼スタンドに横断幕を掲出。
19日に特設サイトを開設予定。15年ぶりのリーグ優勝に向けて、矢野監督はファンの力を求める。「一緒になって盛り上がったり、喜び合ったりね。何かそういうものが、見えてくることがあると思う」。開幕は目前に迫る。10人目の選手として、さあ共に戦おう。
※実施されるファンサービス企画の詳細や、募集要項などについては、球団ホームページまで。19日には特設サイトも開設される。
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