阪神・梅野、開幕モード ブルペンから「配球のパターンとか色んなこと想定」

 阪神の梅野隆太郎捕手(28)が19日、甲子園での分離練習後に取材に応じ、ブルペンから実戦を見据えた調整を進めていることを明かした。最短で6月19日と想定される開幕。残り約1カ月間、抜かりなく準備を整える。

 また一歩、前進した。チームはこの日から午前が投手、午後が野手に分かれた「分離練習」を実施。さらに、矢野監督ら首脳陣も練習に合流した。見え始めた本番。一方で公式戦までの準備期間が短く、練習試合も限られることが濃厚だ。

 「キャンプとは違う。実戦に入って(公式戦までが)早くなるので、配球面のパターンとか、色んなことをブルペンの中で想定してやらないといけない」

 限られた準備期間。ブルペン投球から本番を想定して練習する必要性を説いた。「一人一人時間がない中で、自分はジェスチャーをして、相手はそのジェスチャーに応えて投げてもらう。そういうのが大事になってくる」と積極的にコミュニケーションを取り、不足部分を補っていく考えだ。

 これまでに自主練習時間が重なっていたガンケルや青柳らとは実践済みで、サインを交換し、カウントを設定して投球練習を行ってきた。

 この日は自主練習再開後初めて、藤井バッテリーコーチと捕手練習。「藤井コーチからは『(残り1カ月が)バッテリーとしても大事になってくる。個人の方も頑張っていかないといけない。徐々に自分のペースを保ちながらしっかりやってほしい』と言われた」。選手会長であり、扇の要でもある梅野が、チームのために最善の策を考えて動く。

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