阪神・小野が2回7失点 半年ぶりの実戦マウンドで2暴投&被安打7

 「練習試合、阪神-日本ハム」(9日、かりゆしホテルズボールパーク宜野座)

 阪神の小野泰己投手(25)が、日本ハムとの練習試合に3番手で登板した。昨シーズン途中、右肘の違和感を訴えて以降、7月23日のDeNA戦以来の実戦マウンド。制球が乱れるシーンが目立つなど、2回を投げて2暴投を含む7安打、3四球、7失点とホロ苦い復帰登板となった。

 約半年ぶりの実戦マウンド。先頭の海老原に左前打を浴びると、続く高浜はフルカウントから四球を与えた。さらに万波には初球、高めに浮いた直球を狙われ、中前適時打で1点を失った。さらに続く宇佐見の打席、暴投が絡んで失点すると、打ち取った打球を二塁・植田が取り損ね、ピンチを広げる。

 松本にはストレートの四球を与え、4球目が再び暴投に。三走の生還を許した。続く無死一、二塁のピンチで、石井、谷口を連続三振に斬った。だが、2死から4番・横尾に中前適時打を浴び、4点目を失った。

 さらに六回には3本の二塁打に、遊撃・熊谷の失策も絡むなど、4安打で3失点。課題の残るマウンドになった。

 苦しい結果にはなかったが、完全に向けたステップアップ。ローテの軸を守る存在として、不可欠な右腕でもある。課題と収穫を糧にして、次回登板に向けて鍛錬を積む。

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