阪神・能見、異例!4日連続ブルペン「予定通り」投手最年長は投球数も最多

ブルペンで黙々と投げ込む阪神・能見篤史=宜野座(撮影・田中太一)
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 「阪神春季キャンプ」(4日、宜野座)

 5月に41歳になる能見篤史投手(40)が、異例の4日連続ブルペン入りだ。キャンプ序盤からアクセル全開のベテラン左腕。淡々と投げ込みながら2日連続で100球に到達。101球を投げ、4日間で計339球は投手陣最多だ。リリーフ、年齢を考えても驚きの調整と言える。

 この日も右に打者を立たせて内外角に、左に打者を立たせて内外角にと、オール直球でラインを意識した投球。41歳を迎えるシーズンを前に、衰えは全く見えない。

 「球数を投げるって言ってたやん」と話しているように。キャンプ前から考えていたペースの調整。求めていた体の張りについても「ちょっと張ってきたので、予定通りです。思っている張りは出てきている」と順調な調整具合を明かしている。

 昨季も抜群の安定感を誇ったリリーフ陣から、ジョンソン、ドリスが抜けた。守護神・藤川につなぐ役割として、投手最年長となる能見の存在は今季も不可欠だ。まだキャンプ序盤だが、上々のスタートを切っている。

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