阪神激震!守屋が傷害容疑で書類送検 妻に暴行か…本人は否定も 練習は支障なし

 妻を殴ってけがを負わせたとして、兵庫県警が阪神の守屋功輝投手(26)を傷害容疑で書類送検したことが22日、捜査関係者への取材で分かった。書類送検は1月20日付。この日、文春オンラインが妻に暴力を振るっていたなどの記事を掲載。これに対して球団は報道を否定し、今後の練習などの継続に支障がないことを明かした。キャンプイン10日前、矢野阪神を支える中継ぎの成長株に思わぬ事態が起こった。

 キャンプインを10日後に控える阪神に激震が走った。矢野阪神を支える中継ぎの成長株・守屋が20日付で兵庫県警に書類送検されたことが判明した。

 捜査関係者によると、容疑は2018年4月26日、自宅で妻(26)の頭を殴り、頭部にけがをさせた疑い。妻が西宮署に被害届を提出していたという。

 この日、文春オンラインが「阪神・守屋功輝投手の妻が告白」として、守屋によるDV行為があったうえに、浮気や生活費が支払われていないという妻の訴えを報道。23日発売の週刊文春にも詳細に掲載されている。

 この報道に対して球団は即座にコメントを発表した。「守屋選手からの暴力行為や浮気行為は一切ないと聞いております。生活費などに関する言及も正確でなく、それらの支払いも含め、弁護士を介して話し合いをしていると報告を受けておりますので、本件について、現時点で、これ以上申し上げることはございません」と記事の内容を否定した。

 兵庫県警の県民広報課はデイリースポーツの取材に対し、「不拘束案件です」と回答。守屋は現在身柄を拘束されておらず、球団も2月1日から始まる春季キャンプへの参加、そこへ向けての練習に支障がないことを明かしている。

 守屋は2014年度ドラフト4位で入団。矢野監督が2軍監督を務めた18年には、ファーム日本一に貢献した。昨季は1軍でも中継ぎとして大事な場面で登板。“矢野チルドレン”として、チームで3番目に多い57試合に登板し、2勝2敗。契約更改では700万円から2300万円へ大幅昇給した。6年目の今季に向け、1月上旬からは倉敷マスカットスタジアムで巨人・田原らと自主トレを行い、18日にはブルペンで投球する姿がブログに掲載されている。

 この日、東京都内で取材に応じた阪神の谷本球団本部長は「私は直接、話をしているわけではないのでコメントするべきではないと思います」とした上で、「プライベートのことなので本人に任せるしかない。プレーに影響が出ないようにきっちりやってほしい」と話した。

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