藤浪 寒くても152キロ アツアツ54球に香田コーチ驚嘆 調整順調!

 阪神・藤浪晋太郎投手(25)が21日、鳴尾浜でブルペン投球を行い、最速152キロの直球を投げ込むなど順調な調整ぶりを披露した。通常に比べ寒さが厳しく投球も控え気味となるこの時期の“剛球デモ”。直球以外にもカーブなどの変化球を交えたこの日の54球を復肩へつなげていく。

 寒風吹きすさぶ鳴尾浜が熱気に包まれた。藤浪が力強く振る右腕から強烈なストレートが放たれる。視察していた香田2軍投手コーチも思わず「152キロ出たぞ」と驚嘆の声。スピードガンの表示速度に自主トレの充実ぶりが表れている。

 特別意識したわけではない。それでも計測した球速にすごみを感じさせる。「投球の強度?変わってないです」。この日のブルペンは序盤からクイックで投球。「実戦的なところは増やしていかないと」と見据える。

 ストレート以外の武器も磨く。もくろむのは軸となる変化球。「真っすぐがいいというのが前提。それ以外の変化球が1つ2つ。軸になる球があれば」。投じた変化球はカーブとスライダー、カット、フォーク。“軸球”を開幕までに探る。

 徐々にギアを上げる。今月15~17日には3日連続でブルペン入り。「(現時点で)100%じゃないですけど、良い感じにはきています」。復肩の20年へ視界に曇りはない。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス