近本 併殺打ゼロや!俊足自慢も「走り打ちしたくない」スイング後の加速改善へ

 クイズ対決で大山を指さして笑顔を見せる近本
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 阪神の近本光司外野手(25)が22日、来季の併殺打ゼロに意欲を示した。「併殺は減らしたいと思っている」と今季2つだった併殺打の“撲滅”を目指す。規定打席をクリアした上でシーズン併殺打なしを達成すれば、球団では53年・金田正泰、69年・藤田平、98年・坪井智哉以来、4人目となる。

 その偉大な記録へ近づくためには「しっかり振ることが一番」と当てにいく打撃はしない。俊足自慢だが「走り打ちはしたくない」とキッパリ。自身の現状を分析した上で「(内野ゴロ時の)打ち終わった後の走り出しで、できることがあるんじゃないかと。足の着き方ですね」とスイング後に加速しやすい方法を模索していく。

 連続無併殺打の日本記録は金本前監督の1002打席。たとえ凡打でも全力疾走することは、矢野監督が掲げるスタイルでもある。「(打順が)何番であろうと、後ろにランナーを付けておきたい」と走者を置いて中軸に回すことの重要性を口にした。

 この日は大山と大阪市内のホテルで行われたファンクラブイベント「クリスマスパーティー」に参加した。盗塁王に輝き、159安打で長嶋茂雄のセ・リーグ新人最多安打記録を61年ぶりに更新した近本。来季は無併殺打で、球史にその名を刻む。

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