ドラ1西純矢 スマイル王子になる!第2の故郷・岡山で“フィーバー”に奮起
阪神のドラフト1位・西純矢投手(18)=創志学園=が20日、岡山市役所を表敬訪問し、大森雅夫市長(65)にプロ入りの報告をした。女子ゴルフ界の新星で同市出身の渋野日向子(21)が8月のAIG全英女子オープンで海外メジャー初優勝。日本、地元を代表する選手となったが、西純も負けじと渋野フィーバー級の活躍で“第2の故郷”への恩返しを目指す。
表敬訪問を終えた西純は、高校3年間を過ごした“第2の故郷”に対し「岡山県のみなさんに応援していただき、本当に大きな3年間」との思いを寄せた。同市出身で今年、女子ゴルフ界で一躍脚光を浴びた渋野日向子には「スーパースター」と敬意を表し、将来は渋野級のフィーバーを巻き起こすほどの大活躍を目標に掲げた。
「渋野さんが今年すごい活躍をされて、テレビとかもよく出てますけど、自分もいずれはああいった人になれるように頑張りたい」
実際に面識があるわけではないが、テレビを通して何度も姿を見てきた。「夕方のニュースを見ていたら、1日署長をされたりしていた。本当にすごい」。渋野は全英女子オープン優勝など輝かしい実績を上げ、ゴルフファンだけでなく、日本中の人から認知される存在になった。西純も野球で大いに存在感を発揮し、誰からも認知される選手を目指す。
「自分が野球をやっていく中でいろいろな人に夢を与えられるような、元気を与えられるプレーができたら。そこに関しては、自分も野球になかなか興味がない方や見ることがない方からも知られるように頑張りたい」
来季、4月28日には倉敷マスカットスタジアムでDeNA戦が行われる。高校時代、喜びも悔しさも味わった球場での凱旋登板も期待されるが「何年後かにまた岡山で投げている姿を見てもらえたら」と焦りはない。渋野はプレー中に見せる“渋野スマイル”が代名詞だが「自分も笑顔で!」と“西純スマイル”を披露するつもり。大きな夢に向かって、真っすぐ突き進んでいく。
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