阪神、秋季キャンプスタート ワースト102失策反省で守備基本徹底へ

 「阪神秋季キャンプ」(31日、安芸)

 阪神の秋季キャンプが始まった。10時の全体練習開始前には、志願の早出特守が行われた。初日の練習前としては、異例の猛特訓となった。

 8時30分過ぎから約1時間。大山、小幡、木浪、熊谷、藤谷の5選手が、久慈、藤本両守備走塁コーチのノックを受けた。両コーチは途中、身ぶり手ぶりを交えて、グラブの出し方や送球体勢を助言するなど、全体練習が始まる前から熱血指導だ。

 今季、守備面では12球団ワーストの102失策。最下位となった2000年以来、19年ぶりの屈辱でもあった。藤本コーチは「何を言っても、こうやって数字が出て、それで判断されるのがプロの世界。これが今年1年の答えですからね」と話し、この秋は選手個々に考える時間と、基本の反復練習の徹底を求めている。

 練習の途中からは、矢野監督も二遊間後方で見守り、選手にハッパをかけるなど、白熱の1時間になった。失策数を減らし、守備力向上でチーム力のアップを図りたい。

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