星稜・奥川を1巡目指名 矢野監督、赤パンで勝負へ

 「プロ野球ドラフト会議」(17日、グランドプリンスホテル新高輪)

 阪神は今夏の甲子園準V右腕、奥川恭伸投手(星稜)を1巡目で指名した。

 奥川はヤクルトのみが事前に1位指名を公表していた。

 奥川は最速158キロを誇る直球と安定した制球力が魅力。準Vに輝いた今夏を含め4度の甲子園での経験もあり、即戦力として高卒1年目からの活躍も期待される。

 矢野監督は「今年は当てるよ」とシーズン終盤の6連勝時に着用した験の良い赤パンツで抽選を勝ち抜くことへ意欲を見せていた。

 昨年の阪神は外野手指名に動いた。矢野監督にとっては就任後初のドラフトで、1位指名の藤原(大阪桐蔭)を3球団の抽選で外し、さらに4競合となった辰己(立命)を逃して、近本(大阪ガス)を獲得した。

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