ガルシアが六回途中で降板 勝ち星逃す 守備に乱れも

 6回、中村(手前)に逆転2ランを浴びたガルシア(撮影・出月俊成)
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 「ヤクルト-阪神」(6日、神宮球場)

 阪神の先発・ガルシアは、5回2/3を7安打4失点(自責は3)でKOされた。6月2日・広島戦以来となる勝ち投手の権利を逃してマウンドを降りた。

 序盤から飛ばした。初回から直球と変化球のキレがよく、四回までに今季最多となる7三振を奪った。

 しかし、中盤にリズムが狂い始める。五回は先頭・奥村への死球をきっかけに2死三塁とし、青木の一塁への適時内野安打の間に1点を失った。

 六回2死二塁では中村に初球のチェンジアップを捉えられ、左翼席へ逆転2ランを被弾。続く奥村は左前打、代打・西田にも四球を与えると、矢野監督が三塁ベンチを出て、100球で降板となった。

 さらに2番手・守屋が広岡を遊ゴロに打ち取ったと思われた打球を、糸原がはじく適時失策。痛い追加点を奪われた。チームは12球団ワーストの87失策。またしても守備で傷口を広げてしまった。

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