ソラーテ、聖地デビュー戦で記念弾「歴史に名前を残すことができてうれしい」
「阪神-中日」(30日、甲子園球場)
この男ただものではない。「2番・遊撃」で甲子園デビューとなった新助っ人ヤンハービス・ソラーテ内野手が聖地の虎党を歓喜させた。1点ビハインドの五回だ。先頭の近本が中前打で出塁すると、中日先発・大野雄の2球目をフルスイング。打球は勢いよく左中間スタンドへ飛び込み、逆転弾となった。
この1本は阪神のチーム8000号本塁打のメモリアルアーチに。三本間では両手をワニの口に見立てて上下に開いて閉じる“クロコダイルポーズ”を見せたソラーテは、ベンチの前でマルテとジャンプでハイタッチ。甲子園は最高の盛り上がりとなった。
歴史に名を刻むメモリアル弾に「打ったのはツーシーム。いい流れを持って来たい場面で打つことができて良かったよ。新たな球団の歴史に名前を残すことができてうれしいね」とソラーテは笑顔。26日の巨人戦(東京ドーム)から1軍に緊急昇格し、その試合でもいきなり決勝本塁打を放った新助っ人。守備では正面のゴロをはじくエラーと悪送球の2エラーを犯したが、第1打席でも聖地のファンへあいさつ代わりとなる右安打を放っている。
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