岩田 初回6安打7失点の大炎上 ゲレーロには満塁被弾
「巨人-阪神」(28日、東京ドーム)
阪神の先発・岩田稔投手(35)が初回に7失点。立ち上がりから大炎上した。
初回に近本の三塁打と糸原の犠飛で幸先良く1点をプレゼントされた左腕。連勝中の猛虎に勢いがあると思われたがその裏だった。
先頭の若林を遊撃への内野安打で出塁されると犠打で1死二塁とされ、丸の適時打ですかさず同点とされる。さらに4番・坂本勇に中前打でつながれ、亀井の内野安打で満塁のピンチを招いた。
ここで岡本に押し出し四球で勝ち越しを許すと、続くゲレーロには2ストライクからの143キロ直球を完璧に捉えられ、バックスクリーン左へのグランドスラムを浴びて意気消沈。岩田は中11日空けての先発で久々が影響したのか、初回から明かなボール球が目立つ苦しいマウンド。
ゲレーロに満塁本塁打を打たれた後は炭谷に四球。桜井を三振に斬ったが、この回2度目の打席となった若林に中前適時打でさらにもう1点を献上。何とか続く山本を仕留めたが、打者10人で6安打を集められ、大量7失点。試合の主導権を一気に巨人に明け渡してしまった。
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