【一問一答】原口1軍復帰「野球ができることに感謝して」1球に集中して結果出す!

 交流戦開幕となる4日のロッテ戦(ZOZO)から1軍に復帰することが決まった阪神・原口文仁捕手(27)が3日、チームに合流し、千葉県内のチーム宿舎で取材に応じた。1月末の大腸がん公表から131日での1軍昇格を果たす原口との一問一答は以下の通り。

 -ここまでどんな気持ちでやってきたか。

 「ファームで優先的に、打席でも守備でも機会をもらって、そういう部分で首脳陣、チームには感謝しかないです。なかなか結果も出なかったんですけど、自分の中でしっかり内容を求めてやろうと決めてやっていたので、そこまで焦りというのはなかった」

 -自らが思い描いていた復帰プランか。

 「病院でベッドに寝ていたときは、もっと最速でという気持ちでやっていたんですけど。でもなかなかね、復帰してからの体の状況とか、実戦感覚が追いつかない部分もあったので」

 -ファンへの思いは。

 「(大腸がんを)公表したときから、メッセージだったり、ファンレターだったり…。千羽鶴も頂いたし、励ましのものをたくさんファンの人から頂いた。これからは僕がしっかり1軍で…1軍にいるだけではダメだと思うので、結果を残して、活躍して、同じ病気の方々に、また他の病気でも頑張っている人たちの少しでも励みになればなという思いで、精いっぱい頑張っていきたい」

 -いろいろな役割がある中での目標は。

 「今はチーム状況もいい。なかなか割って入るという隙もないくらい、皆さん活躍されている。まずは出場したときに1打席、1球に集中して結果を出していくこと。しっかり出場したところで、結果を残していくということを集中してやっていきたい」

 -楽しむ気持ちは継続していく。

 「1軍になってくると、そういう楽しさを出すということは難しいかもしれないですけど、野球ができるということに感謝して、楽しんで。表に出なくても、そう思い続けたいと思います」

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