矢野監督初サイン 甲斐相手に二盗 積極的さい配「何か学んでくれたら」
「オープン戦、ソフトバンク1-0阪神」(2日、ヤフオクドーム)
王者を相手にスタイルを貫いた。阪神の矢野監督が実戦で初めてサインを出してさい配。“甲斐キャノン”を相手に盗塁を仕掛け、就任時に掲げた3本柱の一つ、「超積極的」な姿勢を見せた。
甲斐は昨年の日本シリーズで6連続盗塁刺のシリーズ記録を樹立。高い盗塁阻止技術を持つ相手に対しても、ベンチから攻める意識を発信し続けた。
五回2死一塁は一走・梅野に、初球に二盗を指示した。「いいクセをリュウ自身もつけていけば、チームにとっても大きいし」と指揮官。カーブだったとはいえ、昨季5盗塁の梅野が球界屈指の強肩をかいくぐった。
八回1死一塁も一走・近本にスタートを切らせた。木浪が右前打を放ってランエンドヒットの形になったが、下位からの攻撃で動いて得点機を演出した。
シーズンを見据えれば、攻める意識を植え付けることに意味がある。「アウトになったからどうこうとか全然ない。何かを学んでくれたら」。打線が振るわずにオープン戦は3試合で3敗。初勝利は持ち越しとなったが、収穫はあった。
2軍監督だった昨季はウエスタン新記録となるチーム163盗塁で、ファーム日本一へ導いた。1軍でも攻める-。“初さい配”でシーズンに向けた指針を示した。
