小野泰己、紅白戦で2回6失点…マルテに2ラン被弾
「阪神紅白戦」(11日、かりゆしホテルズボールパーク宜野座)
開幕ローテ入りを狙う阪神・小野泰己投手が、白組の先発で2回7安打6失点。新外国人のマルテに2ランを浴びるなど、今キャンプ初の実戦登板は課題を残す内容になった。
初回、いきなり江越、北條に連打を浴びて一、三塁を招くと、続く糸原の二ゴロで先制点を失った。さらに大山を二ゴロに打ち取った後、2死三塁でマルテとの対戦。3ボール1ストライクから5球目。内角低めの141キロ直球を、左翼スタンドまで運ばれた。
さらに二回は簡単に2死を取ったが、再び江越、北條に連打を浴びると糸原の四球を挟んで、大山に左前適時打、マルテに中前適時打を浴び、3点を失った。
2回で74球を要し、2四球を与える内容。チームメイトに投げる紅白戦は、必然的に投手が不利になるが開幕ローテを争う中、この日はアピールとはならなかった。