矢野阪神、選手にオフは宿題なし 自主勉強に充てろ

 阪神・矢野燿大監督(49)が20日、オフ期間は選手に宿題を課すことなく、「自主勉強」で自分自身に向き合うことを期待した。2月のキャンプは早ければ第2クールから実戦が入るだけに、自主性を尊重した上で、個々の自覚で実戦準備を整えてもらうことになる。

 「宿題って楽しくないでしょ(笑)。自主勉強、自主研究の方が楽しいでしょ」

 充実のキャンプを経て、個々に「宿題」を設定するのかと思いきや…キャンプ同様、オフも選手個々に考えることを求める。「情報を拾おうと思えばいろんなところで拾えるし。それでまた試すというのもできるやろうから」。一方的に与え、課すのではなく、前向きに取り組める方法論を自分で探していくことが選手にプラスになると考えている。

 「(第1クールの実戦は)ないんちゃう?でも、早い段階で実戦は入れていく」と矢野監督。「自主勉強」という聞こえはいいが、実戦での結果はシビアに判断されるもの。選手にも責任が伴うオフの過ごし方。より高い意識で自主トレに取り組む必要がありそうだ。

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